ボランティアとしての着任

中学校や高等学校における部活動顧問は、それなりに専門性の高い教育職だと思う。ここで「専門性」という意味は、次のような意味だ。例えばサッカー部の顧問をするのなら、その顧問は体育の教育者としての基本的な知見と、サッカーの指導法についての一定レベルの専門的知見とを持っていなければ危なっかしくて務まらない。

コーラス部の顧問なら、音楽の教育者としての基本的知見と、コーラスの指導法についての一定レベルの専門的な知見をもっていなければ、危なっかしくて務まらない。

それを普通の例えば英語とか数学とか国語とか理科とか社会とかの教科担任が、いわば間に合わせの代替要員のような感じで顧問に着任させられているのでは、教員がかわいそうだし、生徒もかわいそうだ。

今後の対策としては、大学の教育学部の教員養成課程の中で、教員をめざす学生は、英語とか数学とか国語とか理科とか社会とかいった教科専攻について専修するだけでなく、クラブ活動の分野でも、なにか顧問ができそうな分野における顧問としてのスキルを専修させて、「クラブ活動顧問」を務める能力も教職員のライセンスの構成要素の一部として認定していくことが本筋だろう。

そして学校でクラブ活動の顧問に着任したときは、ボランティアとしての着任ではなく、ちゃんと給料なり手当なりがつく債務整理の専門家の弁護士のように専門職の就労としてこれを行えるようにするべきだ。

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