債務と債権

そもそも、おカネとは本来的には
金銀の重さとは無関係である
「債務と債権の記録」であるため、
別にそれで不都合はなかったのです。

というわけで、江戸幕府は、

「小判一枚が4天保一分銀で、
同時に小判一枚が4メキシコドルである以上、
天保一分銀=1メキシコドルにするべきだ」

と、主張しました。

それに対し、日米修好通商条約を
交渉したアメリカ人のハリスは、

「天保一分銀に含まれる銀は8.62グラムで、
1メキシコドル銀貨はの銀は26.73グラム。

従って1ドル銀貨の約1/3の量目である
一分銀3枚を持って1ドルに換えるべき。

実質価値に満たない名目貨幣としての
銀貨は国際的には通用しない」

と、金属主義丸出しで「1メキシコドル=3天保一分銀」
の為替レートを主張します。

江戸幕府側は、

「天保一部銀は極印により通用する
定位貨幣であるため、金(小判)価格を
元に天保一分銀=1メキシコドルである」

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